イタリアのクリスマス料理
イタリアのクリスマス(ナターレ)は、家族が集まって長い食事を囲む祝日です。料理は地方によって大きく異なり、同じ国でも北と南ではまったく別の食卓になります。
12月24日のクリスマス・イヴ(イタリア語でヴィジリア)の夜は、肉を使わない「マーグロ」の食事が伝統で、特に南部では魚介を中心にした大切な夕食になります。25日は、肉料理も出る家族の昼食が祝宴の中心のひとつです。北部では詰め物パスタのスープや、手間をかけたオーブン料理が並びます。ボローニャではトルテッリーニ・イン・ブロードが、ピエモンテでは前菜のヴィテッロ・トンナートが定番です。
食後の菓子は、ミラノ生まれのパネトーネや、ヴェローナのパンドーロ(バターと卵が香る、星形の黄金色のパン菓子)。12月13日の聖ルチアの祝日には、パレルモの人々はパンやパスタを控え、アランチーニ(パレルモではアランチーネ)を食べる習慣があります。大晦日には、新しい年の豊かさを願ってレンズ豆を食べます。
Trattoria Hibiのレシピから、イタリアの冬の祝日や行事の食卓に並ぶ料理を集めました。どれも日本のスーパーと輸入食材店で揃う材料で作れます。
25日の昼食に
ボローニャのクリスマスの昼食は、このスープから始まります。

トルテッリーニ・イン・ブロードとは?ボローニャの伝統レシピ
ボローニャで公証人立会いのもと配合が定められた、豚ロースと生ハム、モルタデッラを詰めたトルテッリーニ。日本のスーパーと輸入食材店で揃う材料で、牛肉と鶏でとった澄んだブロードにひたひたと浮かぶ、あの一皿に仕上げます。
食後の菓子
ミラノ生まれのクリスマス菓子。12月のイタリアでは、贈り物の定番でもあります。

パネトーネのレシピ|ミラノのクリスマス菓子を家庭で
ミラノ発祥のクリスマス菓子パネトーネを、日本で揃う材料と家庭のオーブンで焼きます。ドライイーストで作る日常版と、天然酵母で作る本格版の二通りで、バターが香るふんわりとした生地に仕上げます。
12月の行事と冬の集まり
12月13日の聖ルチアの祝日、パレルモではパンやパスタの代わりに、アランチーネ(アランチーニのパレルモでの呼び名)を食べます。

アランチーニのレシピ|本場シチリア風ライスコロッケ
シチリア生まれの揚げ物、アランチーニ。サフラン香る米でラグーとグリーンピースを包み、二度衣でカリッと揚げます。日本のスーパーで揃う材料で、パレルモの屋台の味を自宅の台所に。
年末年始に
年越しには、お金に見立てたレンズ豆を食べて幸運を願います。ウンブリアのカステッルッチョ産は、イタリアでもっとも名高いレンズ豆のひとつ。その豆で作るスープです。

